雪月花

168 -one sixty eight- 雪月花歌詞
1.雪月花

作詞:葵
作曲:渡辺拓也

きまぐれな空の下 時雨に散った ハナビラ
悲しげに咲く花に 君の面影を見た
決められた運命だと か細い身体 揺らして
涙 隠す背中に かける言葉は なかった

離れてく 君と僕

サヨナラも言わずに 瞳 閉じた君に
どれだけ叫んでも 届かない
返してよ 君に 会いたくて

頭じゃ解ってる でも 胸が痛くて 後悔ばかり溢れてく
「アイシテル」
ねえ、三日月よ この想いを 届けて

時を止めて今すぐ まだ 未来に進めない
何もなかったかのように 季節巡る 春夏秋冬
まるでこの手に溶ける 雪のように 儚く
想い出も 温もりも このまま消えてくのか

離れてく 君と僕

何かを得る為に 何かを失って
それがこの世界の摂理なら
返してよ 全て あげるから

頭じゃ解ってる でも 胸が痛くて 後悔ばかり溢れてく
愛し合うこと できぬなら この躰を 壊して

教えてくれ この星空の何処に 君はいるの?

サヨナラも言わずに 瞳 閉じた君に
どれだけ叫んでも 届かない
返してよ 君に 会いたくて

頭じゃ解ってる でも 胸が痛くて 後悔ばかり溢れてく
「アイシテル」
ねえ、三日月よ この想いを 届けて


2.SCANDAL

作詞:葵
作曲:渡辺拓也

いくら呑んでも酔わないから 君は僕に「不平等」と嘆いて lady
グラスの中の氷のように 魔法がほら トケる前に 理性 飲み干して

「ふたりのひみつだよ」艶かしい君に
くちづけしたら もう 言葉は要らない

どうなってもいい 全て失うほど スキャンダラスな夜に ときめいて
TVの中で ちやほやされてた 清楚な君を 汚してしまいたい
求めて ほら 瞳 濡らして

山手通り 人目憚って 逃げるように 飛び乗ったタクシーの中で
何度も くちづけ する僕らを
バックミラー 見てるドライバー 魅せてあげよう

“ふたりの事実だよ”朝が来るまでLovers
部屋のドア 開けたら 抱きしめ離さない

誰も知らない 君を見せてくれよ グラマラスな曲線 指這わせ
ひとつ ひとつと ボタンを外して ゆっくり君を 焦らしてあげる
求めて ほら 身体 濡らして

どうなってもいい 全て脱ぎ捨てたら スキャンダラスな夜に 踊りましょう
壊れるくらい 激しいリズムで 君の奥まで 汚してしまいたい

何回も 何回も 繰り返して 快感に 快感に 溺れ続けよう
難解な 難解な 世界だけど 僕らだって そう ただの獣さ
求めて ほら 腰を 揺らして


3.サヨナラセカイ

作詞:葵
作曲:渡辺拓也

うっかり 口をすべらせて 君を怒らせたのは そう
素直な気持ちのままで 傷付けること 言ったから

僕は曖昧な相槌で その場凌ぎして
波風立てずに逃げていた
ずっと “いいひと” 演じ 笑うのさ

セカイよ止まれ 僕は何処へ行けば いいのだろうか
誰も要らない みんな消えてくれ 瞳を閉じて サヨナラ
眠れ 眠れ 夢の中で 夢見るんだ

僕より劣ってる君を 見付けては安心してる
素直な気持ちに今も 気付かぬフリで せつないね

誰もみんな自分が 一番 可愛いから ほら
“他人の不幸は蜜の味”と涙 流しながら 嘲笑うのさ

セカイよ止まれ 醜い感情で 胸が苦しい
何も知らずに くだらないことで 笑い合っていた あの日へ
戻りたくて 戻れなくて 立ち尽くした

セカイよ止まれ 僕は何処へ行けば いいのだろうか
誰も要らない みんな消えてくれ 瞳閉じても
セカイは廻る 僕を残したまま 明日も 明後日も
騙し 騙され 生きていく運命 逃げ出せなくて サヨナラ

頭ばかり でかくなったセカイで
今日も 僕は 嘘を ついて 生きていくのか


4.Dancin' Viper

作詞:葵
作曲:渡辺拓也

過剰反応したリアクション そんなんじゃ もう満たされないや
口が悪い 君の言葉で ストレートにぶち込んでよ

アバンギャルドな関係に 今すぐなろう

愛だとか 恋だとか 綺麗事は捨てて
本能に従って 俺を求めてくれ
理性なんてお荷物は ロッカーに入れて
踊れ! 踊れ!! Dancin' Viper!!!

なんに縋って生きているの? レプリカの十字架 首に巻き
朝の占い 信じてさ 他力本願 惨めだね

アバンギャルドに大志を抱け 俺とアンビシャス

正解も 間違いも 自分で決めればいい
本能に従って 明日を描いてくれ
羞恥心なんて君にゃ 可愛い過ぎるだろ
踊れ! 踊れ!! Dancin' Viper!!!

愛だとか 恋だとか 綺麗事は捨てて
本能に従って 俺を求めてくれ
理性なんてお荷物は ロッカーに入れて
踊れ! 踊れ!! Dancin' Viper!!!